仕手株 糸山英太郎
仕手筋、1942年東京で生まれる。ゴルフ場経営などで財力を貯える。父は新日本観光興業(現新日本観光)の創立者。
仕手筋として有名な糸山氏だが、政治家としての顔も持つ。元総理大臣の中曽根康弘氏の秘書を経て1974年、
現都知事石原慎太郎氏の後押しにより自民党から参議院議員選挙に出馬し32歳で初当選する。しかし、数々の
スキャンダル問題も抱える。それもあってか1996年に任期途中で辞職した。
政界引退後は父親が創立した新日本観光の会長職に就いている。そして、糸山政経塾を主宰し湘南工科大学の
名誉総長及び名誉教授も務めるほか国内最大手の航空会社、日本航空の筆頭株主としても有名である。
また仕手筋糸山氏の哲学として糸山流ケンカ哲学十訓というものがある。
・ケンカは最大のコミュニケーション
・誰とケンカするかこだわれ
・負け犬になるな。若いころのケンカは全部買え
・大義名分の立たないケンカはクズだ
・情報こそは最大の武器。敵を調べろ
・ふっかけろ!ムチャを言え
・お返しと仕返しはお早めに
・最後は寸止め。相手を生かしてやれ
・執念は最後まで失うな
・相手にケンカをさせないのも、ケンカの技術