仕手株 見分け方
仕手株の明確な見分け方というものは存在しません。何故なら仕手株とは、仕手筋が
ひっそりと株価を吊り上げ、高騰した段階で売り払うものなので、明確な見分け方が
存在してしまったら、その時点で仕手株の対象となりえません。
ただし、おおまかな見分け方はあります。発行株式数が少なく、株主が関係会社や創業者一族が多く
浮動株が少ない銘柄です。また、ひっそりと株価のつり上げを行うため、ニュースなどによく出てくる
有名な企業は対象外となります。また、業績のよい企業では株価の吊り上げが難しい(もともと高いので)ことから
業績の良くない企業などが仕手株の対象となることが多いです。
テクニカルな見分け方だと、長期間にわたって狭いレンジで移動している銘柄も怪しいと思えます。
これは、仕手筋が買値が高くなることを恐れて、その期間株価の上値を押さえこむ場合が多いからです。
上記の点をまとめると
■発行株式が少ないこと
■株主が関係会社創業者一族であること
■無名で業績があまり良くない企業であること
■長期間にわたって狭いレンジ相場で移動している銘柄であること
以上が仕手株の見分け方になります。